アイトラッキングによって、インターフェースに対するユーザーのリアクションや注目箇所の分布を示すことができます。開発段階でソフトウェアやアプリケーションがユーザーにとって効果があるか、効率的となっているのか確認することができます。
多くの開発チームが、各ステップでユーザビリティテストを行い、ユーザからのフィードバックを反映するアジャイル開発手法を確立しました。ユーザビリティテストで視線計測することで、開発チームから業務担当まで各関係者に、ユーザーエクスペリエンスの共通理解を得ることができます。アイトラッキングは、反復による開発プロセスに適しており、それで得た知見により開発チームが常にユーザー目線を保つことができます。
ソフトウェア利用を簡単にできる
アイトラッキングによって次のようなことがわかります。
視線計測の記録内容は、さらにインタビューによってユーザーから追加の情報を得ることで補強できます。これにより得られる知見は貴重で、ソフトウェアあるいはアプリケーションを、ユーザにとって便利で効率的なものとするために調整すべき点が、明らかになります。
以下のビデオクリップをご覧になれば、ライブビューイングの機能をお分かりいただけます。赤い点がユーザの注視している箇所です。
「ライブビューイング機能を使ったユーザビリティテストは、スクラム開発にふさわしい。各スプリントでの細かいテストを行うことで、ユーザビリティを向上し最終的なクオリティを高めることができる。」
Bouvet社ユーザエクスペリエンスマネージャ Thor Fredrik Eie Bouvet