2014年5月 21 日
トビー・テクノロジー株式会社
人間の視線を可視化。
アイトラッキング世界シェアNo.1のトビーから新発売
アイトラッキングで世界シェアNo.1のトビー・テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:蜂巣 健一 以下 トビー)は、2014年5月21日(水)より最も軽量で先進的な次世代ウェアラブルアイトラッキング「Tobii グラス2」を発売します。
「Tobii グラス2」は、ワイヤレスライブ観察を含めこれまでにない機能性を備えており、人間行動の研究やマーケティングリサーチに利用できます。
アイトラッキングは、人がどこを見ているか(眼球がどこを向いているか)を測定する技術で、学術研究で育まれ、その後、マーケティングリサーチに広がっています。学術研究では、発達、教育、言語等の各種心理学、医学分野、工学分野等の幅広い分野で使用され、トビーのアイトラッキングは高い評価を受けてきました。マーケティングリサーチでは、商品パッケージや商品棚割の調査、広告物の調査、Webサイトやスマホのユーザビリティテストなどにおいて効果的な調査手法として使用され、他の生理計測や脳計測と同時に計測することも可能です。一方で、インターフェイスとしての活用も始まり、福祉からマスマーケットに広がろうとしています。 現在、国内では、300以上の大学や研究所、200社以上の企業で使用されています。
1. Live View:リアルタイム観察
従来のグラス型アイトラッキング装置では、視線データを取得している間は、リアルタイムで視線データを見ることができませんでした。多数の利用者からリアルタイムで視線データを観察したいという要望に応えて、「Tobii グラス2」では、ワイアレスでリアルタイムでの観察が可能となりました。
4つのアイカメラ、広視野角のHDカメラ、薄い側面部により、自然な状態で視線データを取得することができます。
Flexible Mappingにより、取得したデータをより速く、より簡単に集計、可視化することが可能となりました。
これにより、スポーツ研究をはじめとして、動きが多い研究、調査でも対応が可能となります。
簡単にセッティングできるため、フィールド時間と全体的な研究プロジェクトのコスト削減に役立ちます。
発達、教育、言語等の各種心理学、医学分野、工学分野、スポーツ研究、商品パッケージ、棚割、店頭調査、自販機、デジタルサイネージ、看板の調査、スキル伝承、運転時の視線計測など様々なシーンで利用できます。
Tobii Glasses Live View:200万円(税抜)
Tobii Glasses Live View Wireless:230万円(税抜)(近日発売予定)
※Wireless版へのアップグレード可能(有償)
その他、分析ソフトウェア、年間プラン、調査サービス(調査設計、実査サポート、
視線データ分析など)などもご用意しています。
また、「Tobii グラス2」は、様々なウェアラブルデバイスからのデータとの同期も可能なので、新しいアプリケーション開発や組込みの検証にも適しています。
これからもトビーは、世界の学術研究、マーケティング調査に貢献できるようなアイトラッキングの製品・ソリューションを開発していきます。
Tobii Technology は、アイトラッキング技術の世界最大手です。トビーの製品は、科学分野、マーケティングリサーチ、ユーザービリティ研究などで世界的に使用されています。また、障がいを持つ方々のコミュニケーション手段としても使用されています。最近では、病院や工学、スポーツ、エンターテインメントなど様々な産業でのOEMコンポーネントにアイトラッキング技術を活用した「視線入力」を提供しています。2001年にスウェーデンで設立以来、急速な成長を遂げ、数々の賞を受賞してきました。
トビー社はスウェーデン(ストックホルム)を本社として、米国、日本、中国、ノルウェーに現地法人を置いています。また、トビー製品・ソリューションは、代理店やパートナーを通じて、世界中で販売されています。
トビー・テクノロジー株式会社
広報室 藤井久仁子(ふじい・くにこ)
Phone: 03-5793- 3316
Fax: 03-5793- 3317
E-mail:kuniko.fujii@tobii.co.jp